「共働きでもトイプードルを飼うために必要なこと」とは??
ー共働きだけどトイプードルを飼いたい!
ーでもトイプードルはお留守番苦手と聞くし、無理かなぁ…
お仕事をされている方にとっては、「犬と暮らしたい!」と思ったときに最初に現われる壁ですよね。
今回は家族全員フルタイムで仕事をしながらトイプードルと暮らしている私が、そもそも働きながらトイプードルは飼えるのか?
飼うにあたって必要な条件は何か?などについて解説します。
やっぱ無理かーと諦める前に、読んで頂けると幸いです。
もくじ
【参考】我が家の生活リズム
家族構成
- 父親
60代。定年退職しており今は関連会社でのんびり勤務。 - Kawa
普通の社会人。残業は年に数回しかなく、有給はかなり取得しやすい企業に勤務。
毎日定時上がり。
平日の生活リズム
5時 | Kawa起床 |
5時半前 | 朝の散歩へ |
6時ごろ | 帰宅&朝食作り |
6時半前 | 父親起床 |
7時 | Kawa出勤 |
7時半過ぎ | 父親出勤 |
17時半 | 父親帰宅&夕方の散歩へ(夏季以外) |
18時過ぎ | Kawa帰宅 |
21時ごろ | 2回目の夜の散歩へ |
21時半 | ブログ執筆 |
22時 | Kawa就寝 |
23時 | 父親就寝 |
私は季節問わず、毎朝5時起きです。
朝の身支度を終えると、夏はすぐに散歩へ。
真夏だと朝の6時頃には太陽に当たるのが辛くなるので、なるべく早く家を出て日陰を歩くようにしています。
逆に冬は少しでも明るくなっていた方が望ましいので、先に朝食を作ってから散歩へいきます。
それでも真冬は本当に真っ暗です。
夏は5時台でもウォーキングやランニングをしている人が沢山いました。
冬になるとそういった人たちが一斉に消えて、ぽつーんと自分とBBだけ。
みんな急にどこ行った?って感じです。笑
特に気温が低い日はBBも散歩へ行きたがらず、部屋の中で遊んで済ませることも多々あります。
飼い主としてはストレスが心配なので、出来るだけ外で色んなにおいを嗅いだり走ったりして欲しいのですが・・・
帰宅後に朝食。
パンだとおなかが減るので、毎日納豆&味噌汁セットです。笑
幸い昼食は会社の食堂で食べられるので、お弁当作りはしていません。
朝食が終わって、7時に出勤しています。
帰宅は父親の方が先です。
もう定年退職して今は関連会社でのんびり勤務なため、帰宅は早い。笑
私も残業はほとんどない会社なので、定時が来たら光の速さで帰宅。笑
冬は日が暮れるのが早いので、先に帰宅した父が30分ほどBBを散歩へ連れて行ってくれています。
夏の17時台はかなり暑く散歩には出られないので、冬限定です。
一日留守番をしているBBにとって、夕方の散歩は何よりのご褒美。
30分ほどでは足りないことも多いので、21時ごろに私がまた30分~40分ほど追加の散歩へ連れて行くこともあります。
夏はこの時間まで待ってもらって散歩します。
このように夏と冬で若干生活サイクルが異なりますが、大体このような日常を送っています。
休日の生活リズム
6時 |
起床 |
6時半 | 朝の散歩へ(約30分) |
7時過ぎ | 父親起床 |
8時前 | 朝食 |
10時ごろまで | 掃除など |
10時過ぎ | 2度目の散歩(約1時間) |
11時過ぎ | 自由時間 |
12時 | 昼食 |
13時 | 3度目の散歩へ(約1時間) |
14時 | 自由時間 |
16時 | 4度目の散歩へ(約30分) |
20時 | 室内遊び(Kawaが寝るまで) |
22時 | Kawa就寝 |
ちょっとざっくりした感じにはなりますが、ポイントは以下の3つです
- 休日だからと言ってゆっくり朝寝坊しない
- 時間の許す限り散歩へ行く
- 出来るだけ一緒にいる
休日くらいはゆっくり眠りたい気持ちは私にもあるのですが、平日長い時間お留守番をさせているので、出来るだけ一緒にいたいと思って早起きしています。
また、普段朝早いのでBBも起床時間が早く、6時半頃になると早く起きろと吠えて催促してきます。
ですから、どの道ゆっくりは寝れないですね。笑
散歩の回数に驚かれる方もいらっしゃると思うのですが、基本的に「遊ぶ」→「昼寝する」の繰り返しです。
散歩へ行く以外にも部屋で遊ぶ時間もあります。
1時間くらいしっかり身体を動かすとさすがに疲れるらしく、帰宅したら最初は興奮していますが、放っておくとそのうち寝てくれます。
自由時間はBBが寝ている時間のことです。笑
BBが起きて活動している以上相手をしないといけないので、ゆっくり自分の好きな作業が出来るのはBBが昼寝をしているときになります。
共働きでトイプーを飼うために必要なこと
精神的余裕
犬は可愛いですが、お世話をするにあたって大変なことも多いです。
仕事をしていれば職場で嫌なことがあってストレスが溜まることもあるでしょうし、それに加えて帰宅後は家事があると思います。
犬にとってそんな人間の都合は関係ありませんので、例え人間が疲れていても遊んで欲しがったり、外へ出ようと誘ってきたりします。
「犬は癒し」とも言いますが、状況によってはイライラしてしまったり、うっとしいなと思ってしまうこともあるかもしれません(勿論本心は違います)。
私は世の中の社会人の中でも早く帰宅が出来て仕事も楽な方だと思いますが、それでもしんどいなと思う日もあります。
Yahoo!知恵袋でも、わりと子犬の世話でノイローゼになりそうだとか、愛犬がうっとしいと思ってしまう、といった相談が見受けられます。
せっかく憧れの子犬との生活がスタートしたのに、現実は大変なことばかり・・・
特に、子犬の場合はいたずらをしたり粗相をしたりして、人間にとってストレスのかかる行動をしてしまいがちです。
仕事を行く前におもらしされたり、帰宅後にトイレを荒らされていたり・・・
出勤時間が遅れたり、帰ってからもすぐ家事に取り掛かれなかったりすることも、最初のうちはザラです。
「もー、こんな時に!」と言ってしまいたくなる瞬間ですね。
そんな中でも感情的にならずに適切に愛犬と向き合うには、心の余裕がとっても大事です。
休日も普段ひとりぼっちにさせているならなるべく愛犬と過ごすべきでしょうし、そうなるとあまり好き勝手に外出は出来ません。
トイプードルは飼い主さんが大好きな犬種で結構ベタベタしてくるので、疲れているときは人間側にもストレスが溜まるときもあるかも・・・
時間的余裕
「メンタルの強さには自信がある!」
「どんなに疲れていてもお世話はサボらないぞ!」
という方もいらっしゃると思います。
ただ、仕事をしながら犬を飼う上で時間的な余裕も同じくらい重要なことです。
お世話をする気は満々でも、毎日夜遅くまで残業があるとか、休日はいつも友達と遊びたいという方は、犬を飼うのはお勧め出来ません。
時間がないなら何かを削って犬のお世話を十分に出来るだけの時間をつくらなければいけません。
特に散歩は犬にとって大きな楽しみな一つです。
トイプードルだと最低でも1回30分は必要だと感じています。
ただ歩くだけでは犬は満足してくれないので、一緒に遊んだり走ったりすることで体力を良い感じに消耗させる必要があります。
最近はリモートワークが普及していて、時間の使い方に余裕が出来た人も多いと思います。
これからもその余裕が保てるのかどうか、きちんと状況を見極めてから飼うことをおすすめします。
普段家でお留守番をさせるのであれば、ある程度仕事が落ち着いていて遅くない時間に帰れることが重要だと思います。
私も朝の早起きは特に冬が辛いです。
それでも出来るだけBBと長く過ごしたいので早起きは継続しています。
帰宅後も夕食作りがありますが、その間は父親が遊び相手になっています。
夕飯を食べ終わった後もBBは遊ぶ気満々なので、部屋で汗かきながら遊んでいます。笑
多分ですが、BBは家族が帰宅したら自分の遊び時間だということが分かるんだと思います。
その証拠に、BBは平日と休日の生活リズムが全然違います。
平日は朝の散歩から帰るとずーっと寝ています。
でも休日は全然寝ません。
その代わり夕方から夜の8時ごろにかけてぐっすり眠っています。
そんな姿を見ると、やっぱり大変でも一瞬一秒を大事にしなきゃって思うんですよね。
時間を削れるところがない、早起きも難しい、仕事は残業だらけで休みぐらいはゆっくり自分の時間が欲しい・・・という方は、諦めたほうがお互いの幸せになると思います。
家族の協力
これはとっても大事です!!
この記事を読んでくださっている方の中には、ひょっとしたら一人暮らしで犬を飼いたいと思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
その是非については問いませんが、なんにせよ犬のお世話は何でも一人で出来るわけではありません。
自分ひとりの頑張りには限界があります。
いくら愛犬が可愛くても、頑張りすぎると疲れてしまいます。
そんなときにお世話を交代してくれる存在はありがたいです。
実際に私も土日の休日は父親とお世話を交代で行っています。
父親は土曜日に外出することが多いので、大体土曜は私が一日面倒を見ています。
その代わり日曜は夜の散歩などは父親にしてもらっています。
土日は家族の誰かがBBと過ごすようにしたいので、休みの日のスケジュールは予めお互いに話すようにもしています。
犬のお世話も簡単なことから体力を使ったりするものまで色々ですよね。
家族で話し合って犬を飼うことを決めたなら、お世話の負担もなるべく平等になるように調整したいもの。
特にお出かけ好きな人や多趣味な方は、自分がやりたいことばかり優先しないように配慮が必要かなと思います。
共働きに限定した話ではないですが、お互い仕事をしているなら尚更協力は大切です。
また、子犬の頃は問題なくても将来シニア犬になったときに介護が必要になるかもしれません。
その際は自分も仕事を休まなくてはいけなくなります。
そうした柔軟なスケジュールが家族全員で組めるかどうか話し合ってみましょう。
トイプーとの生活の予行演習をしよう
それでは、いざ共働きでトイプードルを飼おうと決めたら、まずは何をするべきか。
子犬探しも大事ですが、まずは本当に今の環境で犬を飼うことが出来るのか予行演習で確かめることをオススメします。
実は私は今となってはトイプードルと暮らしていますが、最初はボーダーコリーとの生活に憧れていました。
ボーダーコリーと言えばかなりの運動量が必要な犬です。
まずは自分が犬の為に時間を削ることが出来るのかやってみよう、ということで毎日4時起きに挑戦していました。
(結果4時起きは問題なかったけど、ボーダーコリーは父親から反対されムリだった)
トイプードルであれば朝晩最低30分以上の運動が必要です。
試しに早起き&仕事から帰宅後にランニングなどで継続出来そうかやってみるのが手っ取り早いです。
迎える時期は慎重に決めよう
長期休暇時がベスト
「自分も働きながらトイプードルと暮らせそうだ!」と思ったら、早く犬を家に迎えたいですよね。
しかし、子犬を家に迎えるタイミングは極めて重要です。
いつも家族がそばにいる環境ならまだしも、日中お留守番をさせなければならないとなれば、来て早々の留守番トレーニングも必要です。
また、日中面倒を見れないということはそれだけ子犬の社会化トレーニングやトイレトレーニングに費やせる時間が少ないということです。
トレーニングに出遅れてしまうと、のちのち愛犬も自分も大変な思いをすることになります。
ですから、子犬を迎えるのであればなるべく長期休暇のタイミングに合わせることをおすすめします。
ちなみにBBはゴールデンウィーク前に来ましたが、GWが始まるまでは私と父が交代で有給を取得して毎日側にいてトレーニングをしました。
休みが明ければついに一人でのお留守番になりますから、緊張感を持って各種トレーニングに取り組んだことを覚えています。
さいごに -留守番自体は平気
共働きで犬を飼うことへの是非は世の中様々な意見があります。
もちろん毎日ずっとそばにいてあげられるのがベストですが、何もすることがなければ寝ているので、留守番がかわいそうかどうかはそこまで神経質に考える必要はないと思っています。
それよりも、基本的な犬の生理的欲求を適切に満たしてあげられるかどうかが重要です。
いつもそばにいたとしても、犬の相手をテキトーにしかしないのなら、一緒にいる意味はあまりありません。
散歩や遊びも本気で取り組むのは大変なことですが、働きながらでもこうしたことは飼い主の責務としてしっかり果たす必要がありますよね。
私は先代犬を亡くした時、様々な後悔の念にさいなまれました。
ですからBBには出来る限りのことをしてあげたいと思っています。
働きながらのお世話は大変なことも多いですが、この記事を読んで理想と現実を知っていただき、少しでも勇気を持っていただければ幸いです。
最後に。。。
無理をして犬を飼うのだけはやめましょう!!
しんどそうだな…と思ったら一旦停止。
飼えるタイミングになれば、おのずと犬との縁はあると思います♪