こんにちはー、Kawaです。
今朝NHKで、ペットの飼育放棄が増えているという特集をしていました。
コロナ禍でペット需要は増えているようですが、それについて記事を書こうと思っていたのでタイムリー!!
見ていて悲しくなるような特集でした。
もくじ
飼育放棄する人の言い訳がひどい
当たり前のことを知らずに飼い始める人たち
NHKでの特集の中で、ペットを飼育放棄(というか保護団体に引き渡す)する人の理由が紹介されていました。
・掃除が大変
・部屋が汚れる(においがつく)
・エサ代がかかる
などなど…
理由がひどすぎる!!!
意味わからん!!!
本当に言葉がありません。
それを知らずに犬や猫を飼うなんて。
小学生でも想像できるようなことばかりじゃないか。。。
何が影響して犬や猫を飼おうと決めたのか分かりませんが、良いことばっかり考えていたのでしょうか。
っていうか、今も昔も飼育放棄されるペットはずっと問題視されているのに、自分がそういう人間の一人に加わることに対する恥もないのでしょうかね。
テレビで晒されてしまっているわけですが…
この特集を見て、やっぱり犬ブログやるならきちんと犬との生活で大変なことや、覚悟が必要なことも情報発信しなくちゃいけないな、と改めて思いました。
「在宅時間の増加=犬が飼える」じゃない
時間以外にも気にすべきことがある
確かに、犬を飼う上で時間的な余裕は重要ですよね。
でも、時間以外にも気にしないといけないことがあるんです。
・散歩に連れていく体力はあるかな?
・動物病院に連れていくだけのお金はあるかな?
など、色んな面での余裕が必要です。
詳しくは下記の記事に書いてあります。
ただ一緒に過ごせばそれで良いわけじゃない
遊びも掃除も必要
うまく言えないんですが、犬を飼っていて思うことの一つです。
家にずっといれば、当然犬と過ごせる時間は増えます。
在宅時間が増えるというのは、それだけ犬と過ごす時間が増えるということですよね。
じゃあずっと犬の側にいて遊んでいたらそれで良いのかというと、そうじゃないです。
決して楽しく犬とたわむれる時間だけが増えるわけではないです。
「そばにいる」というのは、トイレの面倒をみたり掃除をしたり、「犬のために」遊ぶ時間も含まれます。
そして在宅時間が増えるということは、それらのお世話にかける時間も増えるということです。
トイレを教えないとお漏らしし続けますし、犬はきれい好きなので掃除も必要です。
人間としてもお部屋が臭くなるのは嫌ですよね。
そして遊びですが、犬は人間より体力があります。
私たち飼い主が「もういいじゃん…」「疲れた~」と思っても、犬にとってはまだまだ足りないこともしょっちゅうあります。
特に若い犬ならなおさらです。
となると、飼い主としては遊びの相手をしたくなくても、愛犬のために一緒に遊んであげないといけない必要が出てきます。
もちろん、人間が仕事をしたり食事をしている最中は我慢してもらう必要はありますが、きちんと愛犬との時間を作らないといけません。
可愛い犬のことを考えると、どれだけそばにいても飽きることがなさそうに思えるのですが、一緒に過ごすというのは楽しいことばかりじゃないのが現実です。
(もちろん飽きたりはしないですけど)
どれだけ可愛い愛犬でもずっと一緒に遊んだり、そばについているのは疲れるなと思うことはあります。
時間はあってもやるべきお世話は減らない
一緒にいるのは案外楽じゃない
在宅時間が増えて、
「暇だな~こういうときに犬がいればなぁ」
と思う気持ちはとてもよく分かります。
私だって犬がいない生活が寂しくてBBを迎えたので!
でも、生き物を単なる暇つぶしとして飼うのはやめましょう。
おいしいコーヒーを飲みながら読書をする。
そばには可愛い愛犬が…
というシチュエーションはあこがれますが、そう簡単にはいかないんですよね。(笑)
仕事をしながら犬を飼うのもしんどいときはあります。
でもだからといって、家にいる時間が長くなるからといって犬のお世話が楽しいことばっかりになったり、楽になったりすることもありません。
普段仕事をしていようが、在宅していようが、しなければいけない犬のお世話は同じです。
ただ、その中でやっぱり時間的余裕があると良いよねというだけの話だと思います。
コロナの影響でペットを飼う人が増えている一方で、捨てる人も増えたというのは、なんかこう…「在宅=世話が楽になる」みたいなイメージを持っている人が多いからじゃないかなと考えています。
あるいは本当に暇つぶしになると思って飼っていた、とか。
犬は鑑賞用のペットではありませんし、ただの遊び相手でもありません。
(てかむしろ大人になった犬は遊んでくれないことも。。。)
時間が出来たので飼います!!!という安直な考えをする前に、一呼吸してみてください。
これが嫌なら犬は飼えない
色々大変なことリスト
- 排せつ物の処理を毎日複数回行う
- 排せつ物をもらされる可能性がある
- もらされた排せつ物と、床などを入念に掃除しなくてはいけない
- 部屋が犬のにおいや排せつ物のにおいがする
- 床が汚れやすくなる
- 家具や自分の持ち物にいたずらされる可能性がある
- 朝晩2回、30分程度の散歩に行かなくてはいけない
- (犬の種類や年齢にもよります)
- 夏の散歩は早朝と夜遅くに行かないといけない
- 真冬の朝の散歩が地獄
- 夏は冷房、冬は暖房を完備しなくてはいけない
- 定期的にトリミングへ連れていかなくてはいけない
- 日ごろからブラッシングをしてあげないといけない
- 垂れ耳の犬は耳掃除をしないと病気になることがある
- 夏は犬の抜け毛で何もかも毛まみれになる
- 犬によっては冬に服が必要な場合がある
- 毎日新鮮なお水をあげないといけない
- 最近のドッグフードは高品質でお値段もそれなりに高いものが多い
- 病気や怪我をしたらウン万円吹き飛んでいくことがある
- 犬自体がウン十万円かかる
- 自分の時間を取る前に犬のストレスを発散させるのが先
- 怒っても言うことを聞かないこともある
- (ずっとそうだとまずいですが。笑)
- 見知らぬ人や犬に吠えることがある
- 犬と遊んでいる最中などに怪我をする可能性がある
- 散歩中にどろんこになることがある(犬が)
- 周りには犬が嫌いな人もいる
- 自分以外の家族の方になつく可能性もある
- 休みの日も犬第一の行動
などなど!!!!!
まだまだ一部だと思いますが、もう・・・良いよね?w
まとめーなぜ捨てられるペットが増えたのか考えよう
色々エラそうなこと書いてしまいすみません。(笑)
でも、コロナでペット需要が伸びているというのは、ちょっと考える必要があると思います。
もちろん犬を飼うことにそんな特別な理由は必要ないと思います。
「かわいいから」
「犬と暮らしたいから」
という理由で飼うのが普通だと思います。
考えなくてはいけないのは、犬をお世話し続けられるかどうかです。
単純に時間が出来たからといってすぐ犬を飼えるわけではないですよね。
他にどんな条件をそろえる必要があるのか
犬を飼う上で知っておかなくてはいけないことは何か
こうしたことを考えるプロセスをすっ飛ばして犬(猫も)を飼う人が、結果として飼育放棄しているのだと思います。
飼うこと自体はお金を出せば可能かもしれません。
でも、そこからの生活はお金を出したからといって、誰かが保証してくれるものではないです。
しっかり現実と向き合ってから決めていきましょう。