もくじ
飼いやすかもしれないが簡単に口に出来ない
安易に犬を飼わないために
まず最初に、
「トイプードルは飼いやすい」
と言われていることについて、個人的な思いを書かせて頂きます。
私としては、トイプードルは飼いやすい犬種に含まれるんじゃないかなと思います。
でも、それを簡単にブログなどで発信するのは良くないかなと考えています。
※最近はコロナ禍で在宅時間が増えた影響により、ペットを飼う方が増えています。
しかし、その中にはお世話の基本的知識が無いまま安易にペットを飼ってしまったことにより、飼育出来なくなった人も多くいます。
そうした人を増やさないためにも、「飼いやすい」というワードだけを見て判断しないようにお気を付けください!!
「飼いやすいですよ~」
「初心者向きですよ~」
「可愛いですよ~」
って言うのは簡単です。
でも、そうした情報を見てトイプードルを飼った人に対して、飼いやすいことを保証するわけではありません。
犬を飼えば色々大変なこともあるし、特に犬の飼育経験がない方は子犬のお世話に戸惑うことも多いと思います。
その時に、安易に「飼いやすいよー、おすすめだよー」とか言っておいて責任取れるのかな、と。
結局それで飼育放棄されるトイプードルが増えるのも嫌じゃないですか。
飼い主も犬も幸せにならない未来を招かないためにも、安易に飼いやすいとは言えないのが本音です。
私としても、ブログで情報発信するならちゃんと一定の責任を持って記事を書きたいと思っています。。
(最終的にはお読み頂いて判断された方の責任が大きいとはいえ)
ですから、今のところBBには何か問題が起きているわけではないので飼いやすいのかもしれないですが、それはあくまで「”うちのケースは”」という話だと思っていただければと思います。
ペットショップの人も(全ての人ではないですが)、トイプードルは飼いやすいし愛想も良いですよとオススメする方が多いと思います。
実際、店頭にいる子犬もトイプードルの割合が高いお店が多いです。
それだけよく売れる犬種ってことなんでしょうが、良い言葉ばっかり頭に残さないようにお気をつけ頂きたいなと思ってます。
その人たちはトイプードルをオススメしてくるかもしれませんが、実際のお世話に責任を持ってくれるわけではないので・・・!
とは言え曖昧なことを言ったら分かりにくいので、
飼いやすい or 飼いにくい
と聞かれれば、「飼いやすい」に分があるかなと思います。
このブログではトイプードルの良いところも大変なことも両方紹介しています。
ぜひ両方お読み頂き、ご判断の指標の一つになれば嬉しいです。
色んな角度から飼いやすさをチェック!
それでは、色んな面からトイプードルの印象をお話してみます。
それを飼いやすいと感じるかどうかは人それぞれだと思うので、自分のライフスタイルや経験等に合いそうかどうか、チェックしてみてくださいね!
性格
- 甘えん坊
- 明るい
- 遊ぶのが大好き
一言でいえば「かまってちゃん」って感じでしょうか。
トイプードルはわりと愛想の良い子が多い印象です。
いつもついてくるのは可愛いんですが、人によってはあんまりベタベタして欲しくないと思う方もいるかと。
「トイプードル」の検索候補で、
「トイプードル 性格悪い」
という謎のワードが出てきたりするんですが、おそらくこの甘えん坊でかまってちゃんなところが好きじゃないと思う人がいるせいかな、と思ってます。
(しかもあざとくてズル賢いので)
犬って、自分が「可愛い~」とか「良い子だね~」って言われる仕草を分かってるんですよね。笑
「それ、絶対分かっててやってるでしょ?w」
って思うことがよくあります。笑
うちのBBなんかは、家にいるときは常に家族の動きについて回ります。
普段洗面所で色々身支度をしている最中も、ずっと足元で私を監視してますからね。笑
独立心の強い子だと、あんまりベタベタするよりも一人にして、って感じかもしれないです。
犬種によっては非常に警戒心が強く、家族以外にはなつきにくい犬もいるので、そう考えるとトイプードルは一緒に暮らしやすい犬かもしれません。
やっぱり犬を飼った以上は社会との関わりも考えないといけませんし、気難しい犬よりは社交的な犬の方がコントロールしやすいと思います。
そういう点においては、飼いやすい犬種と言えるかな。
しつけの入りやすさ
褒めて伸びるタイプ
そう、これだわ。笑
多分ですが、厳しくしつけられるのはあんまり好きじゃないと思います。
基本的に飼い主LOVEな犬でずっとストーカーしてくるくらいなので、楽しくしつけをする方が向いていると思います。
ただ、少々怒られてもへっちゃら♪みたいなところがあるような。
キッチリするところは締める、甘えさせるときはしっかり甘えさせる。
こんな感じで良いのではないでしょうかね。
ズル賢いので、あんまり甘やかすと変なところで急に頭使い出すのが困る。笑
トレーニングに対する集中力はある方だと感じていますし、コマンドへの理解もわりと得意(好き)な感じがしています。
余計なことは一発で覚えてしまうことも多いです。(笑)
毛のお手入れ
一般的に犬種図鑑みたいなのを見てたら、毛のお手入れは大変だよ~って書かれていることが多い気がしますが・・・
トイプードルは抜毛が少ないのが良いところ!!
↓抜け毛についての記事を書いていますので、ご参考になさってください
確かに毛がカールしているので、放っておいたらすぐボッサボサになっちゃいます。
でも普段の抜毛は少なめなので、そこは助かります。
日頃のブラッシングと定期的なトリミングをケチらなければ、さほど気にしなくても良い気がします。
たまにかなりユニークなカットをしている方もいますが、そうした人たちは根本的にお手入れが好きなんだと思います。(あくまで推測ですが)
我が家は少しでもケアを楽にするために顔バリしてます。
食費
食費は標準的な小型犬くらいじゃないでしょうか。
うちのBBは体重4kgで1食30gのドッグフード朝と夜の2回食べます。
あげるドッグフードの銘柄によっても値段は変わってきますが、我が家はOrijenをあげています。
↓Orijenオリジナル(通常の成犬向け)
↓Orijenパピー
このドッグフードはわりとお高めのフードでして、お金は少々高くついちゃいますね。
最近のドッグフードは、お高めのものが多い気がします。
やっぱり飼い主も愛犬の健康管理にシビアになってきているからですかね。
安くて粗悪なドッグフードはどんどんお店の隅にやられていってます・・・。
ドッグフードだけではなくおやつも高品質なものが増えてきていますので、犬の食事にかかるお金は昔よりも多くなっていると思います。
大型犬に比べたら当然安くはなりますが、いうほど安く収まるっていうわけでもない気がしますね。
運動量
大体1回の散歩で30分~40分くらいです。
平日は朝晩の2回ですが、休日は散歩(運動や遊び含む)が終わったら昼寝をして、起きたらまた遊んで・・・という流れの繰り返しです。
↓1歳という元気モリモリな時期のトイプーの運動量について
多いと一日4、5回外に連れて出ます。汗
どうですか?笑
結構大変そうでしょう?笑
まだ若いので、ひと眠りしたらすぐ体力が回復しちゃうんでしょうね。笑
運動に関しては、大変っちゃ大変ですね。
でも犬にとってお散歩の時間はとっても重要なので手を抜くことは出来ないし。
↓散歩の重要さが分かる本を紹介しています。
トイプードルは小さいんですけど運動量は多いので、見た目に騙されないようにご注意ください。笑
1回の散歩は30分~40分と書きましたが、歩こうと思えば無限レベルで歩き続けますよ!笑
病気や怪我
骨折やヘルニアになりやすいです。
ジャンプ力が凄い上に足が長いので、グギッといきやすいです。
うちのBBの場合は、どうやら首が弱いみたいで今まで何回か軽く痛めたことがあります。
また、首~背中あたりにかけてもヘルニアっぽいことになってしまった経験も・・・。
この辺はちょっと気を付けてあげないといけない点ですね。
トイプードルが人気犬種で繁殖が盛んに行われていることもあり、病気などに関しては個体差が大きいと感じています。
インスタなどでも、若いのに思い病気にかかっているトイプーちゃんが結構いる気がします。
すごく残念なことですが、「人気=産ませば売れる」という発想で、健康上の問題を無視した交配を行っている悪質な人も一部いると思います。
トイプードル全体としては長生きの傾向がある犬種みたいですけど・・・。
こればかりは一緒に過ごしていかないと分からないことですが、子犬を迎える前には環境や交配の情報もしっかりチェックした方が良いですね。
問題行動について
うーん・・・
これは本当に飼い主のしつけの腕前と、その犬の性格によりますよね。
うちのBBは他の人や犬に向かって吠えることはないのですが、どうしてもお散歩中にそういうトイプーはいます。
でも何が原因でそうなったのかは、正直よく分かりません。
吠えやすさってその犬の性格も結構関係するらしいので、もしかしたら神経質な子なのかな、と。
小型犬は身体も小さいのでどうしても神経質な傾向があり、吠えやすいという話はよく聞きます。
確かに大型犬と比べると、なんか動きが余裕なさげというかw
身体が小さい分、周りのものが大きく映りますので、警戒心を抱きやすいんでしょうね。
トイプードルは飼われている母数が非常に多いので、本当に色んな子がいると思います。
ここは飼いやすいとも飼いにくいとも言えないです。
早くから社会に慣らせて、日ごろはしっかり運動させたりコミュニケーションを取っていれば、そこまで顕著な問題行動は起きにくいんじゃないかとは思います。
でも犬によっては我が強かったり独立心が強い子もいるので、どうしてもプロの手を借りたり、経験豊富な方のアドバイスが必要なケースもあるでしょう。
まとめー犬の性格や飼い主の経験等によって違う
そもそも、「飼いやすい」と感じるレベルには個人差がありますよね。
私はトイプードルとの生活はBBが初めてですが、世の中には今までたくさんのトイプードルと生活してきた経験をお持ちの方もいらっしゃいます。
そういう方と私がトイプードルの飼いやすさについて話したら、多分違う結論が出るんじゃないかなと思います。
はたまた犬を飼うこと自体が初めての方と私とでは、これまた違う考えが出てくるはずです。
このように経験によって飼いやすさのレベルは違ってきますが、何をもって「飼いやすい」とするか、それもまた人それぞれどこに重きを置くかは違います。
また、「トイプードル」の性格を一括りにすることも難しく、ネット上で一般的に言われているような性格に当てはまらないトイプードルもたくさんいると思います。
我が家のBBも、当てはまらない部分が・・・笑
ということで、ネット上の話や一般論を鵜呑みにせず、情報を発信している人の経験や飼っているトイプーの性格等を理解した上で、その情報を活用していくことが大事だと考えています。
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました!!☆