デカプーは可愛くない?!サイズにこだわるのはもう止めよう。

「大きいトイプードルって可愛くないの?」
「飼うなら小さいサイズのトイプードルを選ぶべきかな?」

トイプードルのサイズで色々とお考えの方へ。
もうサイズで可愛さをはかるのは止めませんか?
大きさも個性の一つ。
今日はサイズ至上主義を止めて、プードルへの理解を深める人が増えたら良いなと思って書きました。

可愛さはみんな同じ

大きさで決まるわけではない

大きいから可愛くないというのは、完全に見た目で評価しているだけですよね。
大きくてもプードル一族であることには間違いありません。
甘えん坊で遊ぶのが大好き、ちょっと動きがせわしないけどいつも家族を楽しませてくれる存在なはず。

私の家にいるBBは4キロ弱なので、トイプードルとして標準の体型です。
しかし、散歩に行けば大きいトイプードルから小さいトイプードルまで色々なサイズの子と出会います。
「トイプードル」の定義については後述しますが、体の大きさは個体差が非常に大きいと感じますね。
でも、だからといって大きい子は可愛くない、なんてことはないはず!!

最近は小さいサイズで「タイニー」や「ティーカップ」、「ナノ」といったサイズのプードルが人気な為、「小さい=可愛さの正義」という印象が根付いてしまっているのかもしれません。
全くの他人からはまずは外見で判断されるので、デカプーさんは不本意なことを思われることもあるかもしれません。
個人的には自分が愛犬と向き合って可愛さを理解していれば、別に他の人の言うことは気にしなくて良いんじゃないかな、と思いますけど・・・。

サイズだって個性の一つ!

大きいトイプードルは可愛そう?!

とても悲しい話です・・・。
以前ネットでトイプードルのサイズについて調べていたら、
「自分のトイプードルが大きくなってしまって嫌」
という意見や、
「『おたくのトイプードルは大きくて残念ですね』と言われた」
といった趣旨のエピソードを発見してしまいました。

ちょっと酷くないですかねー・・・
サイズ至上主義なんでしょうか。
自分のトイプードルが大きくなったから可愛くないだとか、小さい子が良かっただとか、言うことがあまりにも残酷だと思います。
何故こんなことを言ってしまうのか、考えられる理由は2つかなと。

  1. ブリーダーorペットショップで大きくならないと言われて信じた
  2. トイプードルは個体差が大きいことを知らなかった

辛辣なことを言って申し訳ないのですが、どっちの理由にしろ勉強不足じゃないかと思います。
SNSなどで小さくて可愛らしいトイプードルが人気を博していると、ついついそれが当たり前だと思ってしまうのかもしれませんね。

また、他の人のトイプードルについて小言を言うのもおかしいですよね。
他人の価値観で勝手に「可愛そう」とか勝手すぎます。

こういうことを思う人は稀だと思いたいですが、実際にはサイズ至上主義者って多いように感じます。
人気犬種がゆえに色々な人がいるなぁとつくづく感じますが・・・。

トイプードルの定義は曖昧?!

正面を見る服を着たトイプードルブラック

JKCでの規格

個体差の大きいトイプードルですが、JKC(ジャパンケンネルクラブ)では、トイプードルの定義は下記のように定められています。

トイ・プードル
体高 24cm超(-1cmまでは許容)、28cm以下(理想体高:25cm)。
トイ・プードルはミニチュア・プードルの外貌と類似し、全体的なプロポーションも同じであり、犬種標準の全ての点と合致する。
ドワーフィズム(矮小発育症)の傾向が見られるものは全て失格とするが、オクシパットの隆起に限ってはそれほど目立たなくてもよい。

一般社団法人ジャパンケネルクラブ 世界の犬 トイプードル  より

よくブリーダーで「父犬はチャンピオン犬!!」とか書いてたりしますが、恐らくそういったトイプードルはこのJKCの規格内に収まっている子だと思います。
そこらへんは私も詳しくないのですが、妙にチャンピオン犬多いな・・・とも思ったり、思わなかったり・・・。

実際は規格外の子も多い

JKCでトイプードルの規格は定められていると紹介しましたが、実際にはバラつきがありますよね。
最近はむしろ規格外の子の方が多いんじゃない?と思うほどです。

線引きが非常にグレーなので難しいところですが、「タイニーサイズのトイプードルです!」と言って売られている子がいますよね。
それってトイなの?って気がしなくもないです。
グループを細分化したらキリがないので、「スタンダードサイズ」意外のプードルは「トイ」で一括りされている気がします。

逆に大きい子は「トイ」ではなくて「ミディアム」じゃない?とも思ったりしますが、結局「トイ」で括ってしまうからサイズでどうのこうのという問題が出るんじゃないかと考えています。

こう考えるとなんかややこしいですね。

成長してみないと実際トイサイズなのか、それより小さいのか大きいのか明確に断定は出来ませんし、あくまでも子犬の時点でどうなのか、ということで判断せざるを得ません。

ブリーダーやペットショップも、「大きくなりませんよ」なんて適当なことを言わずに、大きくなる可能性もあるよとちゃんと言って欲しいです。
言ったら売れないから言わないのだと思いますが、そういう風潮が消えてほしいと願っています。

プードルは元々大型犬

大きくなってもおかしくない

色々書いてしまいましたが、ある意味トイプードルでも大きい子が出るのは当たり前です。
プードルは元々大型犬ですよね。
サイズを識別するために「スタンダード」と言われていますが、本当に美しい容姿です!
そのスタンダードに色々手を加えて誕生したのがトイプードルです。

あくまでも人為的に生み出されたサイズだと考えれば、自然な成長過程で大きくなっても別に不思議ではないと思います。
人間と同じで人それぞれ身長や体重は違いますが、両親と似たような体型になる人もいれば、そうでない人もいると思います。
ちなみに私は母親がぽっちゃりでしたが、自分はどちらかというと痩せ型です。

そんな感じで「大きくなったじゃないか!怒」というのはちょっと理解出来ない部分もありますね。
元々大型犬なんだし、大きくなる可能性だってあるでしょう・・・と。

トイプードルのサイズを巡る裁判

サイズオーバー&ぼったくりで訴訟

これはBBと出会う前、ブリーダーさんとの仲介をしている方に聞いたお話です。
ある飼い主さんが飼ったトイプードルが、「大きくなりませんよ」と言われていたのに、成長して大きい子になったらしいのです。
問題は子犬の代金。
小さいサイズになるほど高い傾向がありますが、その飼い主さんも相当な金額(100万以上だった気がする)を支払っていました。
それなのに言われたさサイズを越えてしまった・・・
聞いていた話と違うじゃないか!ということで裁判が起きたらしいです。

いやー・・・・なんか色々気味悪いです…

サイズに絶対はない

ここまでお話してきた通り、トイプードルのサイズに絶対は存在しないと思います。
「大きくならない」という話を安易に信じて高額をブチ込む飼い主も、なんか考えが浅い人だなーと思わざるを得ません(口悪くてすみません)。

ネットでトイプードルの子犬を探すと、「小さい」「目が大きい」「マズルが短い」など容姿の愛らしさを前面にアピールしているブリーダーさんがかなり多いです。
それなのに、骨格、毛量、性格など本来ちゃんとチェックすべきことに関しては「みんな元気いっぱい!人懐こい子ばかりです」とかなり簡単に片付けられています。

容姿は成長する上で変わる可能性も高いので、せめてそのことはしっかり飼い主候補の人に伝えるようにしてもらいたいです。

悪質ブリーダーの餌食になるプードルたち

道徳的でない繁殖のウワサ

私は、見た目を重視する飼い主が増えれば増えるほど、稼ぐことを目的に健康状態を度外視したブリーダーが増えてしまうと思っています。
もちろん子犬は高額ですし、15年ほども一緒にいるわけですから見た目にこだわるのも当たり前のことです。
でも、なんか過熱しすぎてないか?と感じることも正直多いです。

特に小さいサイズとしてポピュラーな「タイニー」「ティーカップ」サイズの子は、一部の悪質ブリーダーが非人道的な繁殖をしているという噂があります。
あくまでも噂ですが、小さくするために未熟児状態で切開するらしいのです。
当然、しっかり成長した状態で生まれてきていないので、体は小さいまま。
それを「小さいサイズの子です」と言って売るらしいです。

この話が本当なら、かなりえげつない話です。
やり方が道徳的ではないですし、成長すれば大きくなるかもしれません。
それなのに小さいサイズだからとうたって高額販売していることになります。

ウソか本当か分かりませんが、恐ろしいですね・・・

プードルという犬種を好きになろう!

トリミング直後のトイプードルブラック

結局、サイズ云々でネガティブなことを言っている人は、プードル自体に対する理解や愛がないのだと思っています。
元々は大型犬であったプードルへの理解が深まれば、トイプードルも色々なんだなぁ~と納得できるはず。
あまり犬種への理解へを深めずに、「みんな飼ってるから」「かわいいから」「小さいから」と単純な印象だけで飼ってしまうとわんこも自分も悲しいことになります。

私は見た目を重視する飼い主が増えれば増えるほど、稼ぐことを目的に健康状態を度外視したブリーダーが増えてしまうのではないかと考えています。
ですから、デカプーは可愛くないという意見が強まると、小さいプードルを生み出すことにブリーダーは必死なります。
その結果、いかに小さい固体を生み出すか、人受けする見た目に出来るかということばかりにフォーカスが当てられてしまう気がしてなりません。

トイプードルの飼い主一人ひとりがプードルという犬種に対する理解を深め、お互いのトイプードルの個性を認め合えるようになったら良いなと思います。


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